ちょうど1週間前のことだが、ワタミの過労死事件で和解が成立した。
似たような事件で大庄事件というのがある。
こちらはいわゆる「過労死」だが、やはり長時間労働を強いられていた。
大庄とは「庄や」等を展開している会社だ。
この大庄は最高裁で退けられ、損害賠償の支払いが決定された、2年ぐらい前の話である。
こちらは「非」を認めないで争っているのだから、もっと酷い会社だと話題になってもよかったが知らない人が多いのではないか。
同じ有名な居酒屋なのに、それはなぜか?
持論だが、ワタミはそのギャップの凄さが世間に物凄い違和感を感じさせたと思う。、私もそのギャップを感じた一人だ。
ワタミグループは、理念の共有を最重要視し、事業展開しています。
ワタミグループがその事業に参入してくれてよかったと言っていただけるように、「人」と「人」がふれあう、あらゆる場面で、“ありがとう”を集めます。ワタミグループは、様々な社会貢献型ビジネスをグループで展開し、ステークホルダーの皆様から、感謝と信頼を集め続けることを目指します。(ワタミHPより)
↑この(恐らく)自分の理念を追求するために、社員は自殺するぐらい頑張っていたと言うことだ。
物腰の柔らかそうな創業者が盛んにメディアに露出し、理念追求のために貧しい国で学校を作ったりとか、~したりとか、盛んにアピールしていた。
「まさかこんな人のよさそうな人の会社が・・・」という感じた、「いいことばっかり言って、酷すぎる」というのが大方のの意見ではないだろうか。
お陰で?ワタミは他の会社以上に社会的制裁を受け、稼ぎ頭の介護事業を売却することになった。もとより、居酒屋の客離れがあり閉店、更に黒字の店舗も従業員の確保もこのイメージではままならず、やむなく閉店という有様だ。
言っていることとやっていることが違うと人は違和感を感じ、それが度を過ぎると嫌悪感を感じる。
意肝に銘じよう。
それにしても、未だにこの歯の浮くような理念を掲げられるこの創業者、もしかしたら周りが気持ちよく神輿を担いでくれるので、感覚がマヒしているかも。
ちなみに今は血税でも飯を食っているけど、どうなのかな?
※確かにブラック企業もあるが、自分の主張ばかりのいわゆる「モンスター社員」もいる。
今はインターネットで簡単に調べることができるので、自分の都合のいい所だけ引用し主張する。
こういう輩には厳しい態度でいかないと。
空手家のブログなのに、そのネタが無くて申し訳ございません。